メディカル・アート研究所

研究所について

運営

会費制で運営。代表、副代表(2名)の3人の正会員、及び2名の賛助会員の会費を原資とする非営利の活動組織

概要

名称
メディカル・アート研究所
設立
2019年1月28日
所在地
〒809-0033 福岡県中間市土手ノ内3-35-23
連絡先
TEL 090-2850-9602
E-mail shikita@m-artlab.org
代表
敷田 秀治(日本褥瘡学会九州・沖縄地方会正会員)
副代表
江口 博明
梅野 里枝
顧問
引間 知広 >プロフィール
(九州工業大学大学院情報工学研究院  生命情報工学研究系治療システム研究室 准教授)
賛助会員
添田 健作(隼人どうぶつ病院 院長)
平川 篤(ペットクリニックハレルヤ 総院長)

2019年3月15日現在

沿革

『イオン泳動式皮膚感染症治療装置』開発の発端から現在までの研究実績(概要)

2003年11月
辛島歯科医院 院長 辛島宣美(大分市)が、主に歯科歯周病に使用するイオン導入器を開発特許取得。 >特許名 イオン泳動治療装置
2004年~2005年
歯科用に開発したイオン導入器を小動物の難治性の皮膚感染症に応用(久木動物病院)、画期的な治療効果を示したため宮崎大学農学部獣医学科との共同研究などを実施。
3度の学会発表を行う。 > 詳しくはこちら
2007年9月
開発者辛島宣美及び開発協力者の梅野里枝、西部沢井薬品(株)の3者出資による(株)メディカル・アートを設立、動物用皮膚感染症治療機器の商品化を目指す。日本大学生物資源学部獣医学科での基礎研究(現在は中止)なども開始。
2008年2月
(株)メディカル・アートは大分県主催「ビジネスグプランランプリ」に「動物用皮膚感染症治療装置の開発」を提案、最優秀賞を受賞する。 > 詳しくはこちら
2010年7月
4施設63症例の臨床試験(有効率91%)を終え、同年11月農水省へ承認申請書を提出。
>臨床試験のデータ 1.治験総括報告書 2.イオン泳動治療
2011年1月
農水省のヒアリングにより基礎実験等の不備の指摘を受ける。その結果、薬事戦略上の大きな方向転換を促される。
2012年11月より
老健及び特養を併設する医療法人山内医院院長山内一明先生の協力を得て、「褥瘡」での臨床研究を開始する。
2013年5月
上記の臨床研究の結果を見て新たな特許、【イオン泳動式皮膚感染症治療装置】を出願、2014年11月に公開される。同時期にアメリカ特許も公開される。
2013年10月
九州地区獣医師会において獣医皮膚科で臨床研究に協力いただいている隼人どうぶつ病院院長、添田健作獣医師が研究発表。 > 詳しくはこちら
2014年6月
地元の九州工業大学にイオン導入法を含むドラッグデリバリーシステムの研究者が存在することを初めて知り共同研究(電場による両親媒性化合物の皮膚透過挙動に関する研究)を3年間に渡り実施、基礎実験での作用機序解明に努める。 > 詳しくはこちら
2017年3月
獣医皮膚科学会で、前述の添田健作獣医師が、「スティーブンス・ジョンソン症候群の二次感染に対しての奏功例」を発表。 > 詳しくはこちら
2018年3月
株式会社メディカル・アートは2007年9月に発足、商品化を目指して研究をすすめて来たが、 研究を重ねれば重ねるほど基礎実験の分野ではその作用機序の謎は深くなり、 それに反比例する形で臨床的価値は益々増大しているようにも考えられ、もはや限られた経営資源の中で研究を継続して行くことは困難との認識に立ち至った。
2018年9月
株式会社メディカル・アートを解散
2019年1月
現在までの知見を未来に繋げていくための試みとして「メディカル・アート研究所」を設立。併せて、この治療法を臨床現場で研究をしている専門家の先生方の組織として、開発者辛島宣美博士の名前を冠した「辛島式イオン泳動治療法研究会」を発足した。

引間 知広(ヒキマ トモヒロ) プロフィール

九州工業大学・大学院情報工学研究院生命情報工学研究系・准教授

平成8年
九州工業大学 大学院情報工学研究科情報科学専攻 博士後期課程 修了
学位論文「結合と代謝をともなう薬物の経皮吸収に関する研究」

平成8年~平成11年
国立医薬品食品衛生研究所薬理部 科学技術特別研究員(科学技術振興事業団)
薬物皮膚代謝の種差について検討を行なうと同時に、薬理部での業務(薬物の体内動態)の補佐を行った

平成11年~平成12年
University of California, San Francisco (USCF) Postdoctoral Fellow
ヒト皮膚における薬物代謝酵素活性ならびに酵素の皮膚分布を検討した

平成12年~平成20年
九州工業大学 情報工学部 助手
企業との共同研究により、経皮吸収型治療システムの小形製造装置を作製した

平成15年~平成16年
UCSF 文部科学省在外研究員(長期在外研究員(甲種研究員)(若手))
ヒト皮膚ならびに動物皮膚における酵素活性、ならびに酵素の皮膚分布の差異を明らかにした

平成20年~平成26年
九州工業大学 大学院情報工学研究院 助教
経皮治療システムにおける物理的透過促進法について研究を行った

平成26年~
九州工業大学 大学院情報工学研究院 准教授 全身や局所への薬物送達法について検討を行い、新しい治療システムを作り上げる研究を行なう。助教の頃から継続して企業と共同研究を行ない、マイクロニードルアレイによる経皮薬物促進システムの開発を行なう。

主要文献

*Tomohiro HIKIMA and Kakuji TOJO・Combined use of iontophoresis and other physical methods・Percutaneous penetration enhancers, Eds; Nina DRAGICEVIC-CURIC and Howard I. MAIBACH・Springer Verlag・February・2016 *Tomohiro HIKIMA, Yoshinaga TAMURA, Yukio YAMAWAKI, Masashi YAMAMOTO, and Kakuji TOJO・Skin accumulation and penetration of a hydrophilic compound by a novel gemini surfactant, sodium dilauramidoglutamide lysine ・International Journal of Pharmaceutics・443(1-2)・288-292・2013
*引間知広、東條角治・第4 章 1.物理的促進法の最新技術概論・次世代経皮吸収製剤の開 発と応用(監修;杉林堅次)・シーエムシー出版・2011 年7 月 *Tomohiro HIKIMA, Shinya OHSUMI, Kenta SHIROUZU and Kakuji TOJO・Mechanisms of the synergistic skin penetration by sonophoresis and iontophoresis ・Biological & Pharmaceutical Bulletin・32(5)・905?909・2009 Kenta SHIROUZU, Tetsuya NISHIYAMA, Tomohiro HIKIMA and Kakuji TOJO・Synergistic effect of sonophoresis and iontophoresis in transdermal drug delivery・Journal of Chemical Engineering of Japan・41(4)・300?305・2008

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論文発表

  1. 第21回日本生物工学会九州支部熊本大会
    松田洋輔,増田貴仁,引間知広
    電場による両性界面活性剤の皮膚透過促進
    2014年12月6日
  2. 九州工業大学情報工学部生命情報工学科 2014年度卒業論文
    松田洋輔
    電場のよる両性界面活性剤の皮膚透過性
  3. 九州工業大学大学院情報工学府学際情報工学専攻 2016年度修士論文
    松田洋輔
    電場による両親媒性化合物の皮膚透過促進メカニズムの考察
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